ミノを焼くミノを焼く


なにかが変わってきている浅草

午前3時10分起床。浅草は雨。この日は家人と焼肉を食べにいったのだ。久し振りの「大成苑」にである。前回はコロナ前の2018年4月に行っている。なんと3年振りだ。この間コロナがあり(今もあるけれど)焼肉屋に行くのはぐっと減った。あたしが常用している「大福園」には今年の夏に行ったきりだった。

この焼肉屋離れは、コロナの影響齎したものだろうが、居酒屋にも全くと云って良いほど行かなくなってしまった。「居酒屋浩司」にもつい先日お邪魔したのだが、それが去年の1月以来なのである。まあ、焼肉屋と居酒屋はコロナのせいで極端に行く回数も減ったのだ。

それが「焼肉屋」にも行き。そして「居酒屋浩司」にも行けると云う環境の変化は、なんと云っても「緊急事態宣言」が出ていないと云うことに尽きる。そして極端に感染者数が減っているという東京都の現実だろう。普通(コロナ前)とは勿論違うが、どこかで普通の日に近いような感覚が戻ってきている昨今なのだ。

大成苑

というわけで「大成苑」である。「大成苑」は一言で云うと「秘密が何時の間にか秘密でなくなってしまった秘密のアッコちゃん」とでも云おうか(笑)。「大成苑」はうまいけど、決して大声で「うまい」と云ってはいけない店だったのだ。決して浅草以外の人には聞こえないように「大成苑」はうまいよ、とこそこそと話す店なのである。

しかしこのコロナ禍の影響か、その「大成苑」でさえ行列を作るのは稀になっている。あたしは予約もしないで行ったのだがすんなりと入れた。ビールを頼んだ、「サッポロの赤星」であるのは、大嫌いなアサヒのスーパードライがなかたせいだ(笑)。それから何時ものように「タン塩」と「カルビ」それから「豚足」を頼んだのだ。

いやフツーの焼肉である。しかしこの焼肉の肉の固まり感が「大成苑」の魅力なのだ。まずは「タン塩」を焼く。フツーの「タン塩」なのだが、これを塩+ゴマ油で食べるのだ。、するとビックリする位にうまい、「タン塩」はレモン汁という常識を破るこうまさも「大成苑」なのだ。

この日は他に「ミノ」と「ホルモン」それに「クッパ」をお願いして食べたのだ。あたしはなるべく焼肉だけを食べた。なにせタンパク質は何時も不足義気なのである(笑)。勿論ビールは忘れないが、この「大成苑」で焼肉を幸せを楽しませたくれた浅草の夜に乾杯も忘れやしないのだ。 [浅草グルメマップ]

赤星

豚足

カルビ

タン塩

ミノとホルモン

クッパ

大成苑

大成苑
東京都台東区浅草二丁目13-13