温玉そば
午前3時起床。浅草はくもり。今日はなんと「温玉そば」にしたのだ。そう「いわもとQ 浅草店」でのはなしである。この処、どうも太ってきた(笑)。太ることは悪いことではないと思っているが、病院の先生はいい顔をしない。それでだ、また少しでも体重を落としはじめたのだった。
だが、蕎麦屋で「もり」を食べる気にはなれないのである。理由は寒いから(笑)。それじゃ「かけそば」は、と聞かれても今一ななんである。だが極力シンプルな蕎麦がいい。「ダブル海老天そば」や「野菜たっぷりそば」でも全然かまわないと思うのだが、ここは一つやる気を見せよう(誰にだ!)と云うのである。そこで選んだのが「温玉そば」なのである。
元気玉そば
「温玉そば」は温玉が蕎麦に載ったものだろう、という単純明快な想像力だけで食券を買い、そしてカウンターで注文である。勿論「温かいので」と云うのを忘れてはいない。そして出てきたものが写真なのだった(笑)。「温泉玉子」が載っているのは当たり前なのだが、なによりも「天かす」にちょっとビビった(笑)。
あたしは「ゆで太郎本所吾妻橋店」で食べた「元気玉そば」を思いだしたのだ。それは「温泉玉子」と「タマネギと豚肉炒め」が入っていたが、それに一面に浮かぶ「天かす」の組み合わせである。あたしはそれを見て、「天かす」かと喜んでいいのか、悲しんで良いのか微妙にわからない。
天かすの功罪
そう「天かす」はここの「野菜たっぷりそば」でその旨さを知っている。この「天かす」がうまいことは見た目だけで分かる。しかし、この「天かす」の悪い面も知っている。ズバリ太るのだよ(笑)。あぶらと小麦粉の「ハイブリッド」なのである。それで早速食べてみたあたしは、心の中で「あはは」と笑ってしまったのだ。
これはずるいのである。これはむしろ「天玉そば」だな、と蕎麦を手繰って汁を啜って思った。この主体のない「天かす」がひたすら自分を汁に浸すことで「天ぷら」同様の風味、油のコク、食感がでてくるのである。こんなことされちゃ、あたしの減量計画はめちゃくちゃなのであるが、いやうまかったのである(笑)。[お蕎麦deランチ]
いわもとQ浅草店
東京都台東区雷門二丁目18-16