チャーハン、ビール、餃子チャーハン、ビール、餃子


丸井裏の駐輪場の隣の妖しい建物

午前3時30分起床。浅草は晴れ。この日は錦糸町にいたのだが、ランチはどこで食べるかは決めていた。そう「亀戸餃子錦糸町店」である。あたしらは、その前にと「丸井錦糸町店」に行ったのだ。結局何を買うという訳でも無く、「セリア」という100円ショップで合計330円の雑貨を買ったのだった。

そして、1Fの南側の出口を出たのだが、そこは駐輪場がある。しかし、この駐輪場の佇まいは「丸井」の表側とは又違った様相を見せる。その雰囲気は暗く妖しい。まあ、錦糸町だから、と云えば、云えなくもないのだが、この妖しい駐輪場の隣に、一層妖しく「亀戸餃子錦糸町店」はあるのだ。

チャーハン、ビール、餃子

その妖しい駐輪場は、餃子の匂いがほのかにするのだからたまらない。あたしらが行った時には、既に10人程並んでいる、という繁昌具合だった。つまりここは「亀戸餃子」ではあるが、ここを本店と同じ店だと思っている人はたぶんいない。錦糸町店は錦糸町の店という独立感が満ちている。

ここであたしらは「餃子」を6枚と「ビール」と「チャーハン」を頼んだ。家人はビール(ビール処か酒類は全て)嫌いで呑めなかったのだが、最近の家人はコップに半分は飲める。だから注いでやるのだが、すると旨そうに飲み干すのだ。そんなもんだから、「もっと呑むか」、と尋ねるともういいと云う。

自制しているようなのだが、ほっとけばコップ一杯は楽に行けるだろう。それはそれで、いいことなのだとあたしは思う。なんと云っても、こうしてあたし達は「亀戸餃子錦糸町店」で一献ということが、夫婦で可能になったのである。いやー嬉しいことではないか。

見せる技術

そして、あたしらが通されたのは何時もとは反対側の席だった。つまり丸井の駐輪場側の席である。この席の何が凄いかと云うと、目の前で「チャーハン」をつくる職人さんが腕を振るっているのだよ。だから、あたしらの「チャーハン」もつくっているのが見える。ちょっと食べさせて欲しい、と思っていると「チャーハン」が出来上がるのだ。

その見せる技の凄さも料金に含まれている(たぶん(笑))。だから、(本当は家人の頼んだ)その「チャーハン」を食べてみれば、かつて「餃子の王さま」に比べると、味が少しボケていると感じたその味が、やけに旨く感じるのだ。これも目の前で見る、見せる「チャーハン」をつくる技の凄さ故なのだろう。

「餃子」は「亀戸本店」と然程変わりはない。ただ、「餃子」に「ガツン」がない何時もの「亀戸餃子」なのだ。安心して食べられる。それで「餃子」を3皿(15個)食べた。ゆっくりは出来ないけれど「チャーハン」、「ビール」、「餃子」が有れば最高なのさ、と何の合い言葉かは知らないけれど、思わず口に出るのだよ(笑)。

チャーハン

餃子

亀戸餃子錦糸町店
東京都墨田区江東橋3丁目9-1