水冷麺をはさみで切って出してもらった水冷麺をはさみで切って出してもらった


水冷麺をはさみで切って出してもらった

午前4時10分起床。浅草は晴れ。この日は「妻家房 松屋浅草店」へまた行ったのだ。そのココロはあたしを虜にした「水冷麺」だったのだが、この日もカウンターに座り、前回同様おばさんに「この寒いのに水冷麺でいいのかい」と聞かれ、はい、大丈夫です、と答えるというデジャブ感。

そして出てくるのをまっていたのだが、今日は「冷麺」を切ってもらおうと思っていたのだ。それは長い麺を食べる前に切るのである。あたしは前回、たいして食べにくくはなかったので切らなかったが、おばさんがはさみを握って「麺をきるかい」という作業を、ちゃんと遂行させてやりたいと思っていたのだ(笑)。

それはまるで彼女自身の天職の様に見えたのだ。そう、まるで槍手ババアのようにだ(笑)。そして「水冷麺」が出てくる。おばさがはさみをとって「麺をきるかい」と聞いてくる。あたしは「はい、お願いします」と答えると、おばさんがおもむろに麺を切り始める。あたしは麺を切る作業を見たかったのだが、それは何時のまにか終わってしまった。

水冷麺のエロチックさ

あたしの前には髪の毛がぐじゃぐじゃになった(様な)「水冷麺」が表れる。切らないものの凜とした貴婦人の様な佇まいとは打って変わって、まるで男性と一戦交えた後の女性のようだ。まるでエロチックな多々仕舞いを見せるこの「水冷麺」は、やはり切った方がおいしいのよ、と云っているようだ。

その整った姿を冷麺を切ることによって壊す。なんということなのだろう。あたしはその冷麺を食べる。食べる方も前回とは違いワイルドに食べた(笑)。そして思うのだ、「低血糖」にまたなるのじゃないだろうか。この「水冷麺」は血糖値が高めの日に食べるようにしたのだが、今回は午後6時過ぎに若干低くなったのだ。まあ、大丈夫だったけれども。

水冷麺をはさみで切って出してもらった

水冷麺をはさみで切って出してもらった

妻家房 松屋浅草店
東京都台東区花川戸一丁目4-1