最初の鍋はネギと牛肉だけだ最初の鍋はネギと牛肉だけだ
勿論鍋奉行はあたし(笑)


すきやき

午前4時30分起床。浅草は晴れ。

これは「砂子さん」からの贈与の「白老牛」だ。今晩はこれを「すきやき」にしようと云うのだ。

本来は「しゃぶしゃぶ」用の牛肉だが、この肉は厚い。十分「すきやき」でも食えると睨んだのである。

この日は例によってあたしが鍋奉行をやる。

しかし、その鍋奉行も最初の一鍋目だけで、後は家人に任すのだ。

まずは、鍋を温め肉を焼くのだが、たしはこの鍋で何か食いたかったのか、と云えばネギなのである。

すなわち牛脂を溶かしたらネギを入れて暫く焼くのだ。

その焼けるネギの香りが食欲を奮いたたせる。ネギこそ「すきやき」のもう一つの主役である。

そしてネギが焼けたころに「白老牛」を3枚準備する。肩ロースでうまいのはわかりきっているのだよ(笑)。

その肉を焼き、食べ頃になったらわりしたを入れてやる。わりしたで煮込むようなことはしない。

直ぐに一煮立ちする。そしたら肉を玉子をといだ器に入れるのだ。

そして食べればこれはうまいのだよ(笑)。

この瞬間の為に「すきやき」はある、とあたしは思うのだし、この肉を食べたいが為に、あたしが鍋奉行をやるのだ。

そして二鍋目からは家人の任せるのだが、ここからはザク(野菜類)の出番になる。

しかしこの二鍋目がうまかったのだよ。

三鍋目も、あげくに肉がなくなってザクだけになってからもうまかったのだ(笑)。

それが何故かはなんとなく分かっているが(そう無限小の存在なのだと思っている)、

いや、こんなにうまい「すきやき」は初めてかもしれないな(笑)。

最初の一枚最初の一枚

最初のネギ最初のネギ

二鍋目二鍋目

この二枚目以降の肉がうまいのだよ(笑)この二枚目以降の肉がバカみたいにうまいのだよ
いや、家人を見直したのだよ

ザク鍋(笑)ザク鍋だな

春菊がうまい(笑)春菊がうまい(笑)

ザクがこんなにうまいとは(笑)ザクがこんなにうまいとは