天ぷらそば(並)
午前4時30分起床。浅草はくもり。
ちゃんとした「天ぷらそば」は「海老天」が二本入っているのだが、並は「海老天」は一本だけだ。
だけど食べているあたしにとっては満足感があるのだよ。
それは「海老天は」二本あった方がいいのだが、
1000円以内と決めている蕎麦をランチで食べようかと思うと、これが限界なのだよ(笑)。
何時もの通りに、添えられた三つ葉とかまぼこと濃い緑のわかめも見える。
まずは蕎麦を手繰ると、これがうまいのだよ(笑)。
それから「海老天」を汁の中にズブズブと沈めてやるのだ。
尻尾の先まで十分に沈めて、それからまた蕎麦を手繰るのである。
白い「かまぼこ」を愛でる。
やがて、沈めていた「海老天」が十分に汁を吸った頃までには、「天ぷら」の油が染み出た汁を蕎麦と混ぜて手繰ることができる。
そして、もう少しでばらばらになりそうな「海老天」をガブリと囓ってみる。
こうして食べる「天ぷらそば」は至高のうまさだ(笑)。
琴富貴
東京都墨田区吾妻橋1丁目8-5