カレーそば
午前4時20分起床。浅草はくもり。
目の前に運ばれてきた「カレーそば」は、見るからに旨そうであった。
あっ、そういえば「カレーそば」に「たまご」を落とすのを忘れてしまったな、と後悔。
「カレーそば」に「たまご」を落とすのは、『翁そば』の「カレー南蛮そば玉落とし」へのインスパイアなのだが、今日はそれを失念してしまったのだ。
ちょっと寂しいなと後悔したが、「今日はこのままでいくか」と決め、まずは蕎麦を手繰る。
まったりとしたカレーが蕎麦に絡みつく。
このカレー汁と蕎麦が、実に旨いのだよ(笑)。
「カレーそば」というのは、出てきた瞬間こそが最高である。
つまり、その時点で完成されているのだ。
「天ぷらそば」のように、時間が経ってふやけてズブズブになった衣が旨い、なんてことはない。
そもそも明治時代、カレーが洋食として人気を博した際、
蕎麦屋が生き残りをかけてカレーと蕎麦を組み合わせたのが始まりとされているが、
このハイブリッドは、歴史を重ねても(たぶん)ずっと同じ味なのだ。蕎麦の出汁がしっかりと利いている。
そして特徴的なのが、豚肉がたっぷり入っていることだろう。
この豚肉が思いのほか柔らかく、年寄りには丁度いい。
何より、これにもカレー汁がよく絡まっていて、うまいのだ(笑)。
あたしは「たまご」を入れ忘れたことなど、すっかり忘れて夢中で食べた。
もちろん、最高にうまかったのだよ(笑)。
大好きな豚肉
カレーがまったりと絡まっている
[浅草グルメ] [お蕎麦deランチ]
琴富貴
東京都墨田区吾妻橋1丁目8-5

