オホーツクの毛蟹
午前5時30起床。浅草はくもり。
今年も「西村さん」から「オホーツクの毛蟹」が届いた。西村さん、いつもありがとうございます。
流氷の下に身を隠していた毛蟹がうまいのは今さらだが、流氷が運んでくれたプランクトンをたっぷり食べて、身も味噌もパンパンに詰まっているのだ。
この毛蟹を食卓にのせるのは毎年の恒例行事だが、これ以上の幸せはないと思えるほどの「ハレ」の食べものである。
息子の誕生日が近いので、お祝いを兼ねてこの毛蟹をいただくことにしているのだが、その息子も早いもので28歳になる。
毛蟹をさばくのは家人の仕事だ。身をほぐし、蟹味噌とあわせてボウルに入れておく。
「身と味噌を混ぜ合わせたものを食べるのが一番うまい」というのが家人の持論だが、なるほど、それをつまみ食いするのが彼女の密かな楽しみなのだ(笑)。
夕方になり、息子もマンションからやってきて酢飯作りを手伝ってくれた。
さあ、準備は整った。いよいよ宴の始まりだ。
海苔の上に大葉を敷き、その上に酢飯を薄く広げる。
そして、蟹の身と味噌の「ハイブリッド」をたっぷりと贅沢に乗せる。さらに「貝割れ大根」を添えるのが我が家の基本。
そこへお好みの具材を乗せて巻いていく。
今日の具材は、刺身の盛り合わせに玉子焼き、ひきわり納豆、きゅうり。さらには梅肉も用意した。
そうして頬張る「オホーツクの毛蟹の手巻き寿司」は、もう「うまい!」の一言に尽きる。
鯛、鮪、烏賊、甘えびにサーモン。さらに沢庵と玉子焼き、ひきわり納豆と梅肉の組み合わせ……。
どれを組み合わせても最高にうまいのだ。
年に一度。毎年この時期に家族で囲む「オホーツクの毛蟹の手巻き寿司」、家族揃って幸せにいただいたのだよ(笑)。

