カツ煮カツ煮


カツ煮で呑む

午前6時起床。浅草は晴れ。ニュー王将で一献していたのだ。それはかつての夜を思い出したかのように、でも呑む酒はレモンハイになり、徳利を傾けることはなくなってから4年近く経っていた。

あたしはレモンハイの酒肴にとカツ煮を頼んだ。カツ煮を酒肴にするなんて、一体何時以来だろう。

あたしはカツ煮が好きだが、しかしカツ煮を暫く食べなかったのは、甘塩っぱい味の半分が、そのものすばり砂糖を沢山使っているせいだ、と自分でつくって分かっていたからだが、この日は、「えいや」、とばかりに頼んだのだ

カツ煮は不思議と母の味がする。カツ煮は母がよくつくってくれた、それこそパトリフードのようなものだ(正確には、パトリとは、生まれたり、育ったりした、あたしの故郷と呼べる処だが)が、あたしがつくるカツ煮も母の味なのだ。

甘塩っぱい味は母の得意とするもので、母はまだまだ現役であるけれど、しばらく母のつくったカツ煮を食べていないな、とその甘塩っぱいカツの衣を食べて、ちょっと母に会いに行ってくるか、と思うのだった。[浅草グルメマップ

浜一番サラダ マグロの刺身

ヒラメのフライ

ニュー王将
台東区浅草5丁目21-7
03-3875-1066

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