新しい日本型資本主義 
鐘ヶ淵の来集軒で昼餉
鐘ヶ淵の来集軒での昼餉
午前5時40分起床。浅草は晴れ。先週の金曜日、あたしは、伸びた頭を短くしてもらいに、鐘ヶ淵の床屋まで電車賃をかけて行き、その帰りに来集軒で
来集軒は去年の8月に1度いったことがあったが、つまりはそれ以来である。午後1時に店に入ると、そこは爺さんと婆さん（いやあたしと同じぐらいの歳かもしれない）の天国だった。
食堂が酒場になることはよくあることなのかは知らないが、10人ぐらいか、みんな揃って呑んでいるのだ。それは壮観でさえあった。
あたしは野菜炒めとハイボールをもらって食べ始めた、というか呑み始めたのであるが、しかしここにいる人達は、毎日こうして集まっているのか、と思う。そういえば去年も集まっていたような気がするしな、と遠い目をしながら「もやし」を食べた。
その集まっている人達の群れは2つあり、みんな呑む酒は様々だが、あたしは呑むのは下町ハイボール一杯だけにしよう、と決めていた。去年の夏、暑いものだからと、（下町）ハイボールを3つもやって、悪酔いしたことをを覚えていたのだ。
下町ハイボール
しかしここの下町ハイボールは（も、だろうな）楽しい。ここのには氷が入っているが、他店に行けば当然氷無しもある。しかし昼からからやっている店は来集軒だけだ（たぶん）。ついでに書けば、下町というのは都合上の呼び名で、店ではハイボールである。
姿は違えど下町ハイボールはくせになる酒だ。あたしは「五目うま煮」をもらいながら、「もう一杯いこうか」、と思うが、いや、いくらうまい、と云っても呑みすぎては意味がない、ましてやこの日は昼酒である。ここは抑えて一杯で終わりとしたのだった。
来集軒
東京都墨田区墨田4丁目48-14
03-3611-6931
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