さかいのジンギスカンさかいのジンギスカン

さかいのジンギスカン

午前5時30分起床。浅草は晴れ。これが「さかいのジンギスカン」である。北海道は月形町のものだが、暑気払いの際に馬渕さんからいただいたものだ。

さかいのジンギスカンそれを野菜と一緒にジンギスカン鍋で焼いたのだが、なるべく北海道でたべたように（まつじんである）、もやしは欠かさず、玉ねぎも欠かさず、人参とキャベツを加えて焼いたのである。

「さかいのジンギスカン」は味がとても優しくあわせて肉が薄い。と云っても味付きのジンギスカンは松尾とかねひろのジンギスカンぐらいしか比べられないのだが、だからと云ってこれが松尾やかねひろよりも劣っているわけではない。それどころか、東京の下町のアパートの3階でたべるには最適なのだ。

脂のないラム肉を食べるのは、子供の時代に親が教えてくれた最高の喜びだ。それ以来、あたしは癖のように肉を鉄板の上で焼きまくってきた。

9月も10日が過ぎ、エアコンはようやく必要もなくなり、窓を開けっ放しにしてジンギスカンを焼く。ベランダは狭くてどうしようもないので使えないが、下から香るやきとり（とは云っても本当は焼き豚だが）にも今日は負けずに、いや本当に旨いものというは、匂いが重要なものであることを再確認したのだ。

月形名物　さいかいのジンギスカン
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