カスベの○△カスベの○△


カスベの○△

午前5時10分起床。浅草はくもり。これは「トラットリア・トレンタ」の「カスベの○△」である。この「○△」の中にはちゃんと名詞が入るのだが、あたしが書いたメモをあたしが読めないという、いや情けない事態が起こったのである。何故読めないのかと云えば、それは聞き慣れた言葉ならなんとなく分かるのだが、何度通っても理解できないイタリアン独特の(つまりはイタリア語の)響きのせい、と書けばカッコいいが、要はあたしの字が読解不能な程下手なのと、何度云ってもわからない所謂年寄りボケが始まっているせいなのだ。

だから料理の名前は書かないのではなく書けないのだが、何時ものように「トラットリア・トレンタ」はうまい。この「トラットリア・トレンタ」を略して「トラトレ」と呼ぶのは誰の発想かはわからないが正にピッタシだし、ビルの中にある小さなイタリアンレストランが決して目立つこともなく、かといってまるであたしの「街的」であるように存在するのは何と素敵な事なんだろうと思う。

今年ももうすぐ X'mas だ。今年の札幌は雪が多く、除雪がうまくいっていないせいか市内の道はやたらと混んでいる。そんな巷を見ながら呑みそして食うのだが、誰も知らない秘密の場所という訳ではなく、しかし、浅草の友はあたしが札幌の何処で呑んでいるのかなんて知らないけれど、この店を「街的」と呼んでもいいような気がする。ただし、料理の名前はいいかげん覚えろよ、と云うことだろう。

秋刀魚とオリーブの□

桜えびと水菜の△

○△□

これはくった記憶も無いのだ

生ハムとチーズをイタリア語でなんとかと云うらしいが

たらの白子のスパゲティ

モンテマーレ

トラットリア・ トレンタ
北海道札幌市中央区南1条西5丁目

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