水のいらないシャンプーフレッシィ ドライシャンプー スプレータイプ


白内障手術後の十日間

午前5時20分起床。浅草は晴れ。白内障手術後、視力は日を追う毎に安定してきて、なんと一時はいなくなったと思われた飛蚊症も復活してきたのだ。それも以前よりもよりくっきりと鮮やかにであり、晴れた日には沢山蚊達が飛んでいる、というシュールな構図でである。これにはさすがのあたしも参ったをするしか無く、また蚊達と仲良く暮らそうと思っている(邪魔だけれどもね)。

さて白内障手術後の十日間に渡り、あたしは自分で自分の頭を洗うことが出来ないでいたのだが、それは手術した目に水等が入るのを恐れてである。医師のはなしによれば、シャンプーは自分でやってはいけなくて、例外としてはプロ(美容院の先生)に洗ってもらってくださいだった。毎日朝起きるとシャワーを浴び、ついでにシャンプーをするという習慣をもつあたしにはそれは耐えがたいものだった。

しかし、耐えがたい、といくら騒いでも状況が改善するわけもなく、この頭を洗えない(ついでに顔も洗えない)十日間をどう過ごそうかと考えた。そこでまず考えたのが蒸しタオルである。朝、蒸しタオルをつくり、それで顔と頭を拭くという方法である。これは思ったよりも良い結果がでたが、3、4日目になると頭の痒さに我慢が出来ないくなっていたのだ。

こうなったら美容院を探すか、と思っていたところ、「水のいらないシャンプー」こと「フレッシィ ドライシャンプー スプレータイプ」がまだある、とばかりにこのドライシャンプーの登場となった。これは錦糸町のドラッグストアで購入しておいたものだが、「シャンプー=泡だつ」というイメージのなか、この「ドライシャンプー」は全く違うのである。つまり泡は立たない。これはローションなのだ。

あたしは、まず蒸しタオルで頭を拭き、その後ドライシャンプーをまんべんなく頭にかけてマッサージをする。そして、そのローションを濡れたタオルで拭き取る、という方法で使用してみた。これは香りが強いのでその香りで好き嫌いも出ようが、頭の状態はかなり良いのだ。宿泊出張を含め、あたしはこれだけで過ごしたが、髪の毛はかえって自然の艶がついて良かったし、勿論か痒みも見事に抑えてくれたのだ。この「フレッシィ ドライシャンプー スプレータイプ」、シャンプーの出来ない時だけ使うのはもったいない気がしたのだ。