ラムチョップ(シオ)ラムチョップ(シオ)


ラムチョップをやっと食べられたこと

午前3時50分起床。浅草はくもり。出会いは上野公園での花見の時だった。沢山の出店が出ているその一画で、「ラムチョップ」を焼いて売っていたのだ。あたしはその「ラムチョップ」を食べて驚いた。

深く何処までも高い青空のような味がする。

それがまた強烈になのだ。

あたしは羊肉は好きだが、こんなにうまいとは思ってはいなかった。そして、一本の「ラムチョップ」を、最後まで大事になめるように食べた。この味を提供している店の名前を確認する。

ながおか屋」。

あーと思った。あの妖しい場所の「下町バル ながおか屋」だ。場所は知っている。よし店に行こうと思った。そして「ラムチョップ」を今日の何倍も食べてやろうと思った。

「ながおか屋」に行ったのは4月の中旬だった。まったく妖しい場所だ。この通りのアナウンスは家人のお気に入りである(笑)。あたしらは扉を開け中に入ろうとしたが、受付の方がタブレットの画面を見ながら答えてくれた。

「今日は予約で一杯のようです」。

「立ち飲みなら席を準備できますが」。

なるほど、この店は予約したほうがいいらしい。その日は残念ながら諦めたのだ。

そして、あたしはパソコンで予約を入れた。どうやら同じビルに三つの「ながおか屋」が入っている。たぶんどの店も「ラムチョップ」は変わらないだろう、と予約の取りやすい2Fの「ビアバル NAGAOKAYA」を選んだ。よし、これで思い切り「ラムチョップ」が食える(笑)。

そして漸く「ながおか屋」ならぬ「ビアバルNAGAOKAYA」に入る。

ほぼ満杯の店に案内されたあたしらは、いの一番に「ラムチョップ」を注文する。「シオ」と「タレ」があったので、取り急ぎ4本ずつ計8本である。それから「白レバームースパケット添え」と「ポテサラ」も頼んだ。

「ラムチョップ」は結局13本(二人で)食べた。「シオ」の方が「タレ」に比べ羊の味が口の中で爆発する。合計8本頼んでみた。「ラムチョップ」は抜群のうまい!ビールが合う、ビールは「スーパードライ」を選んだ(勿論「クラフトビール」もあるが、あたしゃあの変な味の「スーパードライ」が好きだ)。

そして、「ラムタン炭火焼き」とラムの中落ち「モルーノ」も貰う。

しかし、この日、この店で一番歳を重ねているのは、どう見てもあたしなのだった。まあ、いいと思うが、この歳で「ビアバル」に入る人はいないのか、と思ってしまう。まあ、でも又こようと考えていたりしているあたしなのだが(笑)。

上野公園のラムチョップ

白レバームースパケット添えとポテサラ

ラムチョップ(タレ)

ラムタン炭火焼き

ラムの中落ち「モルーノ」

ビアバル NAGAOKAYA
東京都台東区上野二丁目9-5