あんバターあんバター


あんバター をつくって食べた

午前5時10分起床。浅草は晴れ。今日は日曜になのだけれど、あたしは仕事に出掛けなくてはならない。問題は台風19号の影響だけれども、うまい具合に場所は歩いて行ける距離なのだ。果たして電車で通勤している皆さんは如何なのだろう。他人事ながら心配している。

さて、日本一のどら焼きといえば上野広小路の「うさぎや」である。いつものように、食べ歩きをしてきた(ホンの少しだけれども)。誰がなんと云おうが、日本一うまい「うさぎや」のどら焼きは、買ったら直ぐに食べるに限るのである。

その「うさぎや」で「だんご」を購入したのだ。パックに入った小さなものだが、漉し餡である。家人は大事に食べていた。それを見て、あたしもその餡子を食べてみたくなったのだ。それでだ、あたしにもくれ、とぶっきら棒に云うと、少しだけスプーンにとってなめてみた。

とっても上品な味がしたのだ。

うん、これはイケている。年に一回だけもらう「源平団子」の餡が野武士の如きものなら、これはその対極にある(例えば殿様の御用達の様な)ものか。

翌朝、あたし朝食は「一本堂」の「低糖質パン」だったが、そのパンをトーストしバターを沢山塗って食べるのだ。その時何を思ったのか、「うさぎやの」餡子を出してきて、端っこに少しだけ塗ってみたのだ(本当は全面の塗りたいのだが)。

そして、それを囓ったのである。あーと溜息がもれる。これはあたしの知る最高に上品な「あんバター 」だった。甘さと塩っぱさの中に消えて行くはかない小豆の姿が見えた(ような気がした)のだ。

だんご

どらやき

うさぎや

うさぎや
東京都台東区上野1丁目10-10