豚ロース生姜焼き豚ロース生姜焼き


ずっとご馳走だった

午前4時40分起床。浅草はくもり。この日の「墨田区役所 食堂」は、見た目の豪華なものがあった。それが「豚ロース生姜焼き」である。なのせ「豚ロース」が5枚もあるのだ。それに、あたしが子供の頃、始めて食べた洋食屋のメニューと云うのがこれだったのだ。それ以来、「豚ロース生姜焼き」はご馳走であった。

それに何と云っても肉である。あたしは何の躊躇も無くこれに決めた。しかし、この「豚ロース生姜焼き」は、社食のメニューというよりも、今では家での夕食である。何時もなら、この「豚ロース生姜焼き」だけで夕食を終えるのだが、この日は「墨田区役所 食堂」の定食だ。何時ものように3分の1だけご飯をもらって食べ、味噌汁と小鉢も食べてみる。

砂糖の入った豚ロース生姜焼き

この「豚ロース」、日本産じゃないだろうな、と思うが、日本産じゃない生鮮食品が本当に多く日本に入ってくるようになった。これには最初途惑ったが、なにかまうことはない、あたしも家では何時も輸入物だ。その「豚ロースを」甘辛く仕上げてあるのだ。

一口食べる。やたらと甘い。ここでハッと気がついた。あー砂糖が入っている、と。気付くのが遅いのである。

家では、砂糖の代わりに「ラカント」を使って「豚ロース生姜焼き」を仕上げていることを忘れていた。この甘い「豚ロース生姜焼き」を、今日は食べなくてはならないが、まあ、いいさ、とここは腹を括って食べたのである。[浅草グルメ]

豚ロース生姜焼き

墨田区役所 食堂
東京都墨田区吾妻橋1丁目23-20 墨田区役所1F