くじら刺身食べ比べーイワシくじらとミンクくじらの刺身くじら刺身食べ比べーイワシくじらとミンクくじらの刺身


イワシくじらとミンクくじらの刺身

午前5時起床。浅草は晴れ。それでだ、「ちょい飲みデラックス(ちょい飲みセットの刺身豪華バージョン)」にしてやられた「吉池食堂」では、実はメインでたのんでいたのもがあって、それは無条件で喜ぶものであった。まずは「くじらの刺身」だ。これは「食べ比べ」と題して「イワシくじら」と「ミンクくじら」の刺身が2切ずつあった。

これを家人と一切れずつ食べたのだが、まずは「イワシくしら」を食べる。「イワシくじら」を食べるのは何十年ぶりだろう、と一切れを、まるで紅い馬刺しのように「にんにく」を付けてに大切に食べた。うーん、うまい。馬刺しとは違う海の味、けれど獣の味だ。そうだ、これが「くじら」なんだ。そして「ミンクくじら」を食べてみる。

あーあまい、そして柔らかい。

なんなんだこの味は。あたしの持っていた「くじら」のイメージが全て崩れ落ちる。「ミンクくじら」を食べるのは生まれで初めてだったが、こんなにうまいものだとはとは知らなかった。下手すりゃ食べられないまま終わっていた「ミンクくじら」。食べられてよかと、心から思った。

真鱈の白子天ぷら

そして「真鱈の白子天ぷら」である。いや、これにも参った。一口食べると歯に粘り付く様な白子のクリーミーな感覚に、腰が似けそうになる。「白子の天ぷら」は、こどもの頃にはとても食えたものじゃなかった。子供のころは何がうまいのか、と思っていたものだが、それが何時の間にか「うまいスイッチ」が入ったのだ。いた、いいものを食べたと心から感謝した夜だった。

真鱈の白子天ぷら

吉池食堂
東京都台東区上野3丁目27-12 御徒町吉池本店ビル