処方箋の取扱について(厚生労働省) 処方箋の取扱について(厚生労働省)


今月もまた時期になった

午前3時20分起床。浅草は雨。あたしたち慢性疾患(例えば糖尿病)を持つ人間にとって、その治療薬をもらうためには、病院に行って診察をうけ、そして病院発行の処方箋をもらい、さらには薬局に行って薬をもらう、という手続きが避けて通れないものであり、それを10年間、毎月続けているあたしなのだ。

今月もまた病院に行かなくちゃいけないなぁ、と薬の残数を見ながら思う。今週の土曜日にでも、鐘ヶ淵の病院へ行かなくちゃならないな、と考えていた矢先に、小池都知事から「感染爆発の重大局面 今週末の外出自粛を」の緊急記者会見があった。なんと1日の感染者は40名を超えている。

病院に行かなくとも処方箋薬は手に入る

考えるに、この「~に行かなくちゃ」と思うことが、実はリスクの始まりなのかもしれない。台東区の病院のように、クラスターをつくる例は(たぶん)この後も出てくると思うが、このクラスターを避ける一番良い方法は「病院へいかない」ことだろう(ついでに書くがこの時期の役所の繁忙ぶりはこの比ではなくかなり怖い)。

そこで「新型コロナウイルス 処方箋」で検索をしてみた。そしてたら「新型コロナウイルス感染症患者の増加に際しての電話や情報通信機器を用いた診療や 処方箋の取扱いについて」という厚生労働省医政局医事 課 厚生労働省医薬・生活衛生局総務課の文書が見つかったのだ。

要は「新型コロナウイルス」の感染拡大防止の為、慢性疾患をもった定期受診患者が、継続的な医療・投薬を必要とする場合に、電話を用いた診療により薬局へのFAXによる処方箋の送付が可能となる、ということだ。あたしゃこれには小躍りしたのだ。そのココロは、病院に行かなくとも薬が手にはいるぞ、と。

早速やってみた

  1. 病院に電話をする。名前を云うと直ぐに分かってくれて(伊達に10年も通っているのではないなと思う)、処方箋をFAXで薬局に送って欲しいのですが、と云うと意外とスムーズにことは運ぶが、問題が一つあって、薬局で受け付けてくれるかを調べる必要があるとのこと。
  2. それで、それを確かめる為に薬局に電話をすると、FAXで送信してもらうことは可能だが、その歳、処方箋の原本を郵送していただく必要がある、とのことだった。
  3. 又、病院へ電話をする。薬局ではFAXでの受信は可能だが、原本を郵送してもらう必要がある、と話すと、これもすんなりと了解され、ついでに血糖値の検査薬を全部あたし払いで自宅に送ってもうように頼む。これもOK。ありがとう。
  4. 最後に薬局に電話をする。すべて了解されたことを話すと、FAXが来た時点で薬を調剤します。それを、宅配便で送るか、取りに来ていただくか、どちらにしますかと、聞かれたが、帰り道なので取りに行くことにしたのだ。出来上がったら電話をしてくれるという。1時間ばかりで電話が来た。うん、やってみるものだな。