海老・ヒレ・メンチカツ弁当海老・ヒレ・メンチカツ弁当


かつや 浅草店

午前4時30分起床。浅草は雨。しかし、コロナウイルス感染者の数は、昨日は111人と目も当てられない。これで100人以上となるのは4日連続だ。いや、まだまだ増えそうな気配だが、お前はそれじゃなにをする、と云われれば、なにもしない。ただ手を洗ってうがいをする、そんなことしかやることがない、つまり手がないのだ。

さて「かつや 浅草店」は相変わらずの場所に建っている。かつての六区の賑わいを懐かしんでいるのかもしれないが、かといって、まだそこには建っていない。しかし、この通りは何というのだろう。20年も浅草にいてふと思うのだ。その昔は映画館で賑わった通りだが今は一件もない。浅草は人もすっかり増えて、あとはインバウンドだけか、と思わせる人出になった。

海老・ヒレ・メンチカツ弁当

この日は「かつや 浅草店」から「海老・ヒレ・メンチカツ弁当」を買ってきて、いや寂しい夕餉にするのだった。寂しいと云えば、この弁当に限らず、この10年食べてきた糖質制限食で、365日のうち300日は(たぶん)寂しい(と思われる)夕餉なのだ。だけどこの「海老・ヒレ・メンチカツ弁当」が糖質制限食なのか、と云えば、それは(たぶん)そうとは云えないだろう。

ただ、糖質制限食であるかないかに関わらず、ご飯はほんの少しだけをもらい、「海老フライ」は好みなので2本もらう。しかし「ヒレカツ」と「メンチカツ」は半分ずつをいただくのだ。それもソースを使わずにタルタルソースを使う。まあ、毎回そうではないが、ソースや塩や醤油の類いは極力抑えてきた。

その結果がどうなるのかは分からないが、10年間、朝昼晩の6000食はそうやって食べてきた。この「海老・ヒレ・メンチカツ弁当」はまずいのか、と聞かれれば決してそんなことはなく、むしろうまい、と答える。だだしフツーの食べ物としてはだ。あたしには、そのフツーの「海老・ヒレ・メンチカツ弁当」で十分な夕餉なのである。

海老・ヒレ・メンチカツ弁当

かつや 浅草店
東京都台東区浅草2丁目9−14 1F