まぐろ4点盛りまぐろ4点盛り


なにを夕餉にしようか考える

午前4時10分起床。浅草はくもり。宇都宮での夕餉の場所を何処にしようかと考えていた。宇都宮の食はまるっきしB級である。なにをどうしようが一流にはなりえない、とあたしは考えているが、たぶん何処にでも一流の食はあるのだろう。ただ、あたしの胃袋がB級グルメを欲しているのである。

しかし、このB級グルメと云うのは一体なんなのだろう、と思うのだが、まあいい、夕餉を何処で食べるかなのであるが、ちょっとばかし記憶に残っていたことがあった。それは「寿司屋」である。その昔、宇都宮の「湊鮨」と云う寿司屋でご馳走になった記憶である。それでWebで「湊鮨」を検索してみたのだ。

そしたら閉店したと書かれていた。あーと思った。それじゃ、と「寿司屋 宇都宮」で検索をしてみる。すると見たことのない回転寿司が目に入ってきた。それが「すし華亭」である。一番近くで行けそうなのは「梁瀬店」である。まあ、ちょっと頑張ってタクシーを使って行ってみることにしたのだ。

すし華亭 簗瀬店

すし華亭 梁瀬店」は駅の東側にある。あたしらのホテルとはまるっきし反対側である。その隣は「ヨークベニマル」で、家人の生まれ故郷の「ベニマル」であった(笑)。あたしは駐車場の存在に驚きを漏らしたのだが、そうだよ、ここは地元(宇都宮)の人達の店なんだ、と思い直した。けっして旅人のものではないことを忘れかけていたのだ(笑)。

覚悟していた通り待ち人の中に入った。ついでに書けば、ここの客待ちのシステムは「来らっせ」の小型版であって慣れてはいたのだ(笑)。あたしらの順番になりカウンター席に案内される。勿論、両隣は空いている。さらには店内の清潔さに驚く。お客さんが帰ると、店員さんがメニューの1ページまで残さずに拭いていたのだ。

そのメニューを見ながら、一番最初に選んだものが「まぐろ4点盛り」だ。この「まぐろ」を食べて思う。ここは寿司らしい寿司だと。その寿司らしい寿司とは「スシロー」とはちょっと違う回転寿司だ、と云うことだ。寿司のようなものであることには替わりはないが、値段は2、3倍はする。そして「スシロー」では見えることのない職人さんが握っている。

あたしはこれと同じようなシステムをみている。それは「浅草まぐろ人」であり、最近行った処では「回転寿し トリトン 東京ソラマチ店」だ。それは板場に職人が居る安心感を与えてくれる。その板場に職人がいることの値段がこの値段の一部になっている、と考えてもいいだろう。全体として満足のいく回転寿司だったのだ。

アナゴ

ぼたん海老

赤身

づけ

貝3点盛り

海宝盛り

とろのとろ(?)

あら汁

すし華亭 梁瀬店
栃木県宇都宮市城東1丁目9-17