春菊天そば春菊天そば


この日も春菊天そば

午前4時10分起床。浅草はくもり。今日のランチは「文殊浅草店」だ。この週1、2で通う店にも限界というものを感じるときがあって、それは「春菊天そば」以外の何を食おう、と考えながら食券の自販機に向かう時である。しかしつい気がつくと「春菊天そば」を買っているのである。

「春菊天そば」は(あたし的には)日本一うまい、と云うより「立ち食いそば」で困ると、つい「春菊天そば」を手繰っている、まったく困ったものだ、と思う反面、何時からこんなに「春菊天そば」を食べるようになったのだろう。と思う。それは確かに最近のことだ。

文殊なら春菊天そばなのか

でも、あたし的には5本の指に入ろうかという「ゆで太郎」には残何ながら「春菊天そば」はないのだし、「弁天」にも「尾張屋」にも「翁そば」にもない。この店ならばこの蕎麦なのかもしれないな、と思う。「弁天」には「にんしんそば」、「尾張屋」ならば「天ぷらそば」、「翁そば」ならば「カレー南蛮玉落とし」である。

そう考えると「文殊」ならやっぱり「春菊天そば」なのかな、と思うのだ。そんなことを考えならがらしばらく待つと「春菊天そば」が出てくる。あの赤みの強い汁の上に「春菊天」の載った蕎麦だ。そして「春菊天そば」を手繰る。やがては汁の中に溶けた「天ぷらそば」の最高の時の姿を楽しみながらだ。

「春菊天そば」を何時もいやいや食べてているわけではなく、むしろ望んで食べていのである。食べ終えれば、いや、やっぱり素晴らしい、と賛辞を忘れない。この「春菊天」が上がるだけで蕎麦が変わることを何と云えばいいのか、あーうますぎるぐらいにうまいのである。[お蕎麦deランチ] [ 浅草グルメ]

春菊天そば

文殊浅草店
東京都台東区浅草一丁目1-12 浅草地下街