ニラ蕎麦ニラ蕎麦


ニラそば

午前3時30分起床。浅草はくもり。この日は上野にいて、ランチを「そば 宮」というところでとった。何の気なしに入った店だが、そのメニューを見て驚いた。なんと「ニラそば」があるのだ。「ニラそば」を初めて食べたのは 2005年の10月に鹿沼市粟野町深程の「宮入そば」だった。

あたしは、その貧乏臭い発祥の理由(蕎麦粉が足りないので名産のニラでかさ増した)と、今も十二分に残るに相応しいその野生味の残る味に惚れ込んでいた。去年は鹿沼駅側の「みっちゃんそば」を訪れてごちそうになったが、相変わらぬニラのもつ野生味にしてやられていたのである。

そんなことから、この「そば 宮」も、栃木県出身の方が関係しているのかもしれない、と思ったのだが、生憎とそれは分からない。ただ出てきた「ニラそば」は成る程とうなずくものなのだ。この「もり」の上に乗ったニラが(ちょっと茹で過ぎのところはあるが)うまい。

そば 宮

そのニラの上にのった胡麻も気が利いている。この店、なぜか玉子をサービスしてくれるそうで、あたしは「煮玉子」を貰ってのだ。そして、お客さんを思えているようで、あたしの横に座った初老の方の注文の癖をちゃんと覚えている。これは結構凄いことでバイトではできないことなのだ(たぶん)。

しかし、ここの大将は誰かににているな、と思ってら。水戸の「そばまさ」の大将に似ているのだわ。「そばまさ」の蕎麦の様に、みんなに愛される蕎麦をつくってもらいたい。このうなぎの寝床のような2階立ての店舗で、様々な蕎麦を作り出してあたし達を楽しませてくれるのだろう。[お蕎麦deランチ]

ニラ蕎麦

ニラ蕎麦

そば 宮
東京都台東区上野四丁目5-10