ミニ カツカレー
午前4時20分起床。浅草はくもり。この日は「ゆで太郎本所吾妻橋店」に行った。目的はカレーだった。かつて食べまくっていた「ジャンボカツカレー」は既にメニューから消えている。しかし、今日は金曜日なのである。そう「日替わりマル得セット」の「ミニカツレーセット」がある(とネットのメニューが教えてくれた)。
あたしは滅多に「日替わりマル得セット」を頼なまい。理由は簡単で、必ずご飯が付いているからで、「ゆで太郎」で「カレー」以外の米を食べる気など更々なかった。そんなあたしが「ミニカツカレーセット」を選ぶのだ。普段のメニューで頼むより100円だけお得らしい。
それでも620円のプライスだ。ことランチの値段になると途端にシビアになるなー、と自分の不思議さを思う。それで、この「ミニカレーセット」をオーダーだ。暫くぶりの蕎麦屋のカレールーだが、カツ半分がのっていて、「ちゃんとカツカレーです」と挨拶しているようで微笑ましい。
二律背反
早速、カレーを食べる。これが甘いのだよ(笑)。うまいは甘い、甘いは身体に良くないを、地で行くような蕎麦屋のカレーだ。蕎麦屋のカレーは。会社勤めをしていた頃、ひたすら食べた「藤食堂」(もう無い)のカレーの味が基本だになっている。
それは「ゆで太郎」よりも更に甘く、色はますます黄色なのだ。食べると小麦粉の存在がはっきりと分かるし、時々固まっていたりもする(笑)。そんなカレーに比べれば「ゆで太郎」は遙かにうまいだろう。だけどだ、若い頃に散々食べた味は忘れられないのだよ(笑)。
カレーとご飯を一緒に食べる。ご飯と食べるとカレーライスだ、ライスカレーでもいい(笑)。カレー+ご飯は、最高の味だ。だれが考えたのかは知らないが、このインド産(英国経由)のモノとご飯がここまで相性がいいとは。それも蕎麦屋のカレーである。脇にはちゃんと蕎麦ついてくる。否たまらないのである。
「かけそば」を手繰る。5割強の蕎麦である。うまい蕎麦だと思う。しかしだ、この5割強の蕎麦を食べ、そして小麦粉たっぷりの蕎麦屋のカレーにご飯付き、つまり身体に良いわけはないのである。この「ミニカツカレーセット」を食べたいと思う心は何時もある。しかしそれは、身体に悪いと二律背反なのである。[お蕎麦deランチ]
ゆで太郎本所吾妻橋店
東京都墨田区吾妻橋3丁目7-4