海老天狂
午前3時50分起床。浅草はくもり。今日も一路日暮里へと向かう。そう、大好きば「一由そば」に向かっているのである。景色はもうとっくに見慣れてしまった。まるで近所を散歩するようにである。しかし、最近のあたしは「海老天」に捕らわれていて、何かというと「海老天」なのだ。
どうしてそうなったのかは知らないが、兎に角「海老天」なのである。家人は半ば子供を扱うように最近の「海老天」狂(あたしの事だ)を眺めているが、この「海老天」狂、「エビフライ」でもいいとなるとエビにやれれているようなのだ。しかし、今日はは蕎麦である、勿論「海老天」の登場だ。
ただし、「春菊天」もいいな、と思うのは今日は暖かい蕎麦にするつもりだからだった。さて、カウンターの前に立ち、「海老天」と「春菊天」を食おうと思っていたあたしの目の前に、なんと「はんぺん」が登場したのである。それも「辛子明太子」入りと来た。
はんぺんと海老天と太そばハーフと
よし、今日はこいつをいだだこう、とあたしは「はんぺん天」と「海老天」と「太そば(ハーブ)」をもらう。何時ものように姉さんが快速で計算をしたくれる。でも、あれ、わざと間違えて(あたし)に云ったって分からないのだ。そもそも「太そば」も「海老天」も値段を知らないのだから(笑)。
家人は冷しがいいので、「紅生姜天」と「ジャンボゲソ天」を「太蕎麦」ともらった。しかし、家人のこのメニューも温と冷の違いこそあれ、いつまで続くのか(笑)。いや、たいしたものだと思うのだ。そして脇に移り実食である。あたしは久しぶりに温かい汁を呑んだ。うまいのだ。
そして「海老天」を食らう。うまいのだ。二つ揃ってうまい、と来た。よしと「はんぺん天」を囓る。おーピンク色の「辛子明太子」が見える。やっぱりうまいのだ。あたしは、いつ来ても変わらない汁の味を確かめながら、これは正解だ。いや、大正解だと思うのである。 [お蕎麦deランチ]
一由そば
東京都荒川区西日暮里2-26-8