イカ天とアジ天と舞茸天と太そばのハーフイカ天とアジ天と舞茸天と太そばのハーフ


脳梗塞で倒れてから12年

午前4時起床。浅草はくもり。今日は「一由そば」に行くと決めてバスに乗って日暮里まで出掛けたのだ。日暮里は「一由そば」以外の目的で行くこともなくなってしまった。駅前のあった「いづみや」さんも無くなってしまって大夫経つ。あそこは一人で呑むには最高だったのにな、と懐かしむ。

「立ち食い蕎麦」にハマってどのぐらい経つのだろうか。いったい何時頃からこの蕎麦を手繰り始めたのだろうか。確か日は浅い端である。なにせあたしが脳梗塞で倒れてからまだ12年しか経っていないのだ。「立ち食いそば屋」で昼飯を食おうと週間付けたのはこの病気の後の事だ。

だから「一由そば」に初めて行ったのも2014年の5月の事である(とブログにあった)。それからも、決して良いお客だとは呼べない程度に、この蕎麦屋を利用させてもらっているが、その時食べたものがこのブログにも残っていて、それが「ジャンボいかげそ天+紅しょうが天ハーフそば」である。

イカ天とアジ天と舞茸天と太そばのハーフ

今日も家人は「ジャンボゲソ天+紅しょうが天+太そば」を頼んだ。この組合わせは、蕎麦の太さこそ変わってはいるが、あたしが初めてたべた「一由そば」と同じであり、(たぶん)この蕎麦が「一由そば」を代表するメニューなのだと思わせる。と思いながらあたしは今日のオーダーを決めにかかる。

今日は蕎麦は「太そばのハーフ」だ。たしかに食えなくなったものだ(笑)。それに何を載せるかなのだが、注文前のカウンターを覗いてきたあたしは、「海老天」が売り切れていること気が付いていたので、「イカ天」と「アジ天」それに「舞茸天」を載せてもらう。ネギがセルフで無くなったのは残念だがまあいたしかたあるまい。

ありがとう、と云って丁度二人分が空いたカウンターに席を確保し食べ始める。ハーフで頼んだ「太そば」が、今日は何処行ったのかが不明のまま「イカ天」に食らいついた。食い応えは充分だが、泣く泣く衣だけを半分残した(身体のためだ)。そして「アジ天」、「舞茸天」を食べる。

「今日はやけに汁がうまいそ」、と家人に話すと、家人があたしの丼を持っていって汁を呑んだ。「確かにうまいわね、天ぷら3枚のおかげかしら」と笑ってまた自分の丼にとりかかる。あたしは漸く出てきた「太そば」を手繰った(笑)。いや、ご馳走さまなのである。[お蕎麦deランチ]

イカ天とアジ天と舞茸天と太そばのハーフ

ジャンボゲソ天+紅しょうが天+太そば

一由そば
東京都荒川区西日暮里2丁目26-8