天ぷらそば(並)
午前5時25分起床。浅草は雨。
たまには真っ当な「天ぷらそば」でも、と、久しぶりに「琴富貴」で蕎麦を手繰ったのだ。
頼んだのは「天ぷらそば」の「並」である。
「並」は「天ぷら(海老天)」は1つだけだが、この「海老天」を最高にして食べようというのである(あたしにとってはだけれども)。
まずはじっとその様相を見るのである。
「天ぷら」と共に添えられた三つ葉がいいアクセントになっていて、かまぼこも飾りが入ている。
濃い緑のわかめも見事だ。
そして「海老天」をズブズブと汁の中に沈めるのである。
尻尾の先まで十分に沈めてやる。
そして初めて蕎麦を手繰るのである。
うまいのだが、この後もっとうまいものが出てくるのだ(笑)。
そう、沈めていた「海老天」が出来上がってくるのだよ。
「天ぷらそば」の醍醐味は、「天ぷら」の衣が徐々に汁を含んでゆき、もう少しでばらばらになりそうなその姿をガブリとやることが一つ。
そして「天ぷら」の油が染み出た汁を徐に蕎麦と混ぜ合わせ手繰ることなのである。
そうして食う「天ぷらそば」は、あーうまいのだよ(笑)。
海老天を食べる
うまいのだよ(笑)
[浅草グルメ] [お蕎麦deランチ]
琴富貴
東京都墨田区吾妻橋1丁目8-5