おいしいもの

食べる哲学―パトリは食べ物に宿る。

市房食堂のホルモンは世界一おいしい。(熊本県錦町)

世界一うまいホルモン

市房食堂のホルモン私にとって、これが世界一おいしいホルモンである。

これは普通はセンマイと呼ばれている牛の胃袋の襞の部分だが、あえて脂部分を落とさずに茹でてある。これを岩塩で食べる。

それは恐ろしくやわらかい。ひとかみしたときの脂身のふにゃふにゃ感には、完全に脱力させられてしまう。身体の芯が30度位ずれる。

ホルモンでこれだけ脱力させるものを、私はほかに知らない。ほかに知らないということは、つまり世界一なのである。

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投稿者: momo at 2006年06月09日 | 個別記事 | コメント (2) | トラックバック (0)

ショースウ店 小咆の味噌煮込みじゃじゃ麺。(盛岡駅フェザン南館BFめんこい横丁)

味噌煮込みじゃじゃ老麺

味噌煮込みじゃじゃ麺
麺が独特で、まるで盛岡冷麺のように強いコシがある

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投稿者: momo at 2006年05月27日 | 個別記事 | トラックバック (0)

若葉にておでんと茶飯でもっきりを飲む。(金沢市石引)

おでん、くろづくり、もっきり昨晩は金沢市石引の「若葉」で一献。若葉は金沢のおでんの有名店であり、当然におでんはうまい。

なので酒肴は当然におでんであり、それから手前の黒いものは「くろづくり」――つまりイカスミ入りの塩辛。そしてきゅうりの浅漬け。それでジョッキ二杯。

そして「もっきり」を――たぶん五杯程。 「もっきり」とはコップ一杯の酒であり、コップ一杯でいくら、と決められた酒のことだ。

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投稿者: momo at 2006年05月20日 | 個別記事 | トラックバック (0)

たから寿司のあぶらげ巻き寿司。(越後、栃尾)

あぶらげ巻き寿司5月5日、浅草松屋の新潟物産展でみつけた、爆笑もののハイブリッド。

たから寿司のあぶらげ巻き寿司。

ご存知、巨大な栃尾の油揚げで巻き寿司(太巻き)を作ってしまったという見上げた根性に、あたしは降参してしまったわけだ。

まあ考えつかないことはないだろうが、実際に作って売り出すとなるとなると見上げた根性なのである。

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投稿者: momo at 2006年05月06日 | 個別記事 | トラックバック (0)

浅草松屋でへぎそばを食べる。

へぎそば

へぎそば「浅草松屋でへぎそば」とはいっても、松屋でへぎそばを食べることができたのは、新潟物産展に十日町小嶋屋が出店していたからだ。

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投稿者: momo at 2006年05月06日 | 個別記事 | トラックバック (0)