春菊・舞茸天そば春菊・舞茸天そば


西新宿

午前4時30分起床。浅草は晴れ。雨が冷たい日だった。あたしは西新宿に用事があって出掛けていたが、丁度昼時だ、新宿で蕎麦でも食べるか、と思った。西新宿なら「かのや」にでも行こうか、と思ったが、ちょっと待てよ、と「名代 箱根そば 新宿西口店」があることを思い出した。

西新宿界隈を歩いていると「名代 箱根そば」がある。それは他の「箱根そば」に比べれば喧騒な場所にある。だが、なかなか入ることができないでいた。新宿で蕎麦を食べるのなら、なにも「箱根そば」に行かなくても、と思う、あたしの思い上がりのようなものである。

箱根そば

それに一人でならいいが、複数の人間でいくとなると「立ち喰い蕎麦屋」はどうもいけないのだ。そう、「立ち喰い蕎麦屋」は、お一人様で行く処であって、みんなで行くところではないのである(たぶん)。

「箱根そば」は確かにうまい。けれど、東京の東側に住む身には、デフォルトで出会うことはない。5年前程頃なら、東京の西側を中心に営業で歩いていて、よく「箱根そば」にあえた。あの頃に食べた「箱根そば」が頭にこびりついていた。妙に女性が多かったイメージが強い。

春菊・舞茸天そば

「名代 箱根そば 新宿西口店」には「冬のおすすめメニュー」で、「春菊・舞茸天そば」があった。おーと思う。これは5年前にあたしが多摩市永山1丁目の「名代 箱根そば 永山店」で食べたものと同じものだ。すっかり冬の定番メニューとなっていて、それは凄いことではあるが、凄くもないことでもある。

だから、その凄くもあり凄くもないものを(つまり「春菊・舞茸天そば」)の食券を自販機で購入する。ボタンは自販機の一番左の一番上だ。それも写真付きの大きなボタンになっている。これが「ウリ」なのだ。それを厨房まで届けると、若い女性が券を受け取ってくれた。

周りを見渡すと、一面の男のお客さんだったが、一人席を立ったのでそこへ座る。あたしはおもわす笑ってしまったが、女性がいるかもしれない、と云うイメージは「名代 箱根そば 新宿西口店」では通用しないのかもしれない。そして「春菊・舞茸天そば」が来た。5年前より油も少なくうまいのだ。[お蕎麦deランチ]

春菊・舞茸天そば

名代 箱根そば 新宿西口店
東京都新宿区西新宿1丁目15-10 西新宿ビル 1F