カツカレカツカレー


クラウン エース

午前3時30分起床。浅草はくもり。この日の朝飯は「カレー専門店 クラウンエース 上野店」で「カツカレー」であった。この「クラウン エース」、コロナ禍の中、店は長く閉まったままだった。このまま閉まったらなにか寂しい。なにせあたしは、20年来の夢を果たしたばかりなのだ(あの頃のカウンターは素晴らしいのだ)。

しかし、この日は開いていたのである。JRのガードの下、レトロな外装はそのままにだ。内装も、全くの別物なっていた昨年の造りのままだ。つまり、ほとんど客は他人のように振る舞う。まあ、ちょっとそこは興醒めなのだが、簡素化なのだろうな、と思う。コロナ対策の透明な衝立が悲しくたっている。

カツカレー

あたしは、食券機で食券を購入し注文窓口へ。先客がいたが、ここでもコロナ対策だ。ちゃんとソーシャルデスタンスを取らなくてはならない。前の人の注文ができるまでは待つ。その間1分位だと思うがちょと長く感じる。なにせ腹が減った。早く食いたい、それだけなのだ(笑)。

あたしらの番である。まずご飯を装え形を整え、カツを切ってご飯の上に置き、そしてカレーをかける。出来上がったカレーをトレーの乗せて、水をコップに取り、らっきょうと福神漬けをとり、空いていている処に行く。このあたりは以前と同じなのだが、何故かちょっと余所行きに感じる。

カレーは中に入っている肉がなんだか見えなくなっていた(笑)。カツもより小さくなったような気がする。味は以前よりもスパイシーで辛く感じた。食べていてむせかえったが、でもこのカレーはうまい。ただ、ご飯は何時ものように3分の1だけを食べ、残りは家人にあげようとしたが、家人は半分だけたべてギブアップしたのだ。ご飯を残してすいません、と皿を返したのだ。

クラウンエース

カレー専門店 クラウンエース 上野店
東京都台東区上野六丁目12-11