2枚もり2枚もり


ゆで太郎本所吾妻橋店

午前3時20分起床。浅草はくもり。あたしは「ゆで太郎」が好きだ。この5割5分という、なんともな蕎麦粉の配合故ではないと思うのだが(最近はまっている乾麺では「新・信州田舎そば小諸七兵衛」も5割蕎麦だが)妙にうまいのだ。もっともこういう小麦粉の配合割合が高い蕎麦が「うまい」ということは「からだに悪い」わけだが。

けれども今日のランチは「ゆで太郎本所吾妻橋店」の「2枚もり」だった。「ゆで太郎」では、この「2枚もり」が一番今の自分には合っている(と思っている)。この長い蕎麦を手繰れるように作ってみせるこの蕎麦屋の技が素晴らしいし、その蕎麦の生きの良さがここのウリだろうが、(確かに)ここの蕎麦を食べれば蕎麦は打ち立てに限るなと思う。

蕎麦猪口

その「2枚もり」には何時もの様に汁を満たした「蕎麦猪口」が2コ付いてくるのだが、その「蕎麦猪口」には夫々ネギが付いてくる。あたしはその汁を一つの「蕎麦猪口」にまとめるのだ。そしてネギを入れてしまう。なんともな方法だが、空になっている「蕎麦猪口」には「蕎麦湯」が入るのだ。

この方法をとっている人を見かけたことはない。たぶん同じ様な事をしている人はいるのだろ。けれど、この方法で蕎麦湯を楽しめる処は、「ゆで太郎」以外に盛岡の「手打ちそば かしわや」しか知らない。これは限り無く出汁の入っていない状況で「蕎麦湯」を楽しみたい、と云う(あたしの)願いから生まれたものだ。

あたしは残った汁に蕎麦湯を足して割ることが苦手だ。それは塩辛くて蕎麦湯を楽しめないのだが、どのような蕎麦屋の蕎麦湯でもそうであるように、汁を蕎麦湯で割って楽しむというが、汁と蕎麦湯の割合が問題なのだ。(あたしは)残った汁では如何しても塩辛すぎだと思うのだった。[お蕎麦deランチ]

2枚もり

ゆで太郎本所吾妻橋店
東京都墨田区吾妻橋3丁目7-4