稲荷寿司(しのだ)とかんぴょう巻き稲荷寿司(しのだ)とかんぴょう巻き


神田志之多寿司

午前3時15分起床。浅草はくもり。この日の夕餉は「神田志之多寿司」で購入した「稲荷寿司(しのだ)とかんぴょう巻き」である。いや、久々に神田淡路町に行ったのである。神田淡路町や神田須田町には、街の一角に古い店が並んでいて、それだけで人を寄せ付ける魅力のある街だ。

あたしは「神田志之多寿司」の前に立ったとき、こんな立派な店だったっけ、と目を疑ったのだが、それはそうで、2007年10月に訪れて以来だったのだ。つまり、14年振りである。2009年に脳梗塞で倒れてからは、別人のようになってしまったあたしだが、記事に残っているのは未だ発病前の眠たげなあたしのテクストだ。

これは今日の朝餉。 昨日、神田志之多寿司本店で仕入れてきた、太巻きと稲荷寿司(しのだ)。本当は、昨夜食べるつもりだったのだけれども、お客様がこられ、いつものように喜美松ムグンファと飲み歩いたので今朝に回ってきたのだ。私が稲荷寿司好きであることは先にも書いた。[お菓子のような寿司――いなりずし&たまごまき。(山口屋本店:浅草5丁目)]
神田志之多寿司の稲荷寿司(しのだ)は当然にうまい。しかし私のひいきは、太巻きなのである。これは甘い。お菓子のように甘い。たぶん歳の故(せい)だと思うのだが、最近、こういう甘いものに目がない。「太巻きは甘いのが好きだ。(神田志之多寿司本店:神田淡路町)

いやーもの凄く甘いのだよ

50才になっていない頃のテクストに書かれている「神田志乃多寿司」の印象の何と味気ないことか。食べた感想は、曰く「甘い」のである。もっと書きようがあるのではないか。稲荷寿司が好きなことは分かる、おいしいこともよく分かる、そしてお菓子のように甘いと来た。

この日は「かんぴょう巻き」2つと「稲荷寿司(しのだ)」1コの計3コだけの夕餉である。甘いのだけは知っているし、「しのだ」の中に刻んだレンコンがあることも知っている。今日はもっときちんと書くぞ、と意気込む。しかし、食べて驚くのだ、確かに「甘い」のである、それももの凄く甘いのだ。

いあー参ったのだ。甘い以外になんて書けばいいんだ。それ以外に書きようがないのだ。こんなことがあっていいものか。久々に食べた「神田志乃多寿司」の印象は「もの凄く甘い」なのである(笑)。

2007年の頃のあたしなら喜んで食べたのもうなずける。しかし残念ながら今は糖尿病なのである。「神田志乃多寿司」の「しのだ」が好きかと聞かれれば大好きだ、と答えよう。でもそれは「虎屋の羊羹」の様なものだ。つまり、心行くまで食べれられないのであるな。

稲荷寿司(しのだ)とかんぴょう巻き

神田志乃多寿司

神田志之多寿司
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町2丁目2