2007年4月の記事一覧

大福園の豚足午前7時40分起床。浅草は晴れ。昨日は山鹿からお客様がおいでになられ夕餉をご一緒した。コースは、浅草コリアン街居酒屋浩司岩手屋という(今の私の土曜日の)黄金コースである。(写真:豚足:大福園にて

差異

それは私の日常であることで、例えば昨日書いたような地方都市の均質化のような「ものの考え方」の基底になっている。つまりそれは、二項対立であり、差異の認識のための、構造を認識するための、眼鏡である。

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グリーンカレー

エビのグリーンカレー
時々(ふと)食べたくなる、遠い過去の記憶の断片のような「おいしいもの。

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郡山市

昨晩は郡山市で夕餉をとる。郡山の中心市街地である駅前も、他の地方都市同様に寂れている。駅前の居酒屋は大手チェーン店系ばかりだし、駅前のビルはサラ金が埋めている。それは差異を孕まないことでフラットな世界だ。

やや興醒めのなか、選んだのは韓国家庭料理 マダンという店だった。選択の理由は、たぶんいけるだろうという直感だけである。

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午前7時30分起床。浅草はくもり。

昨日のことだ。朝方、移動のために(いつものように)ampm観音裏の前でタクシーを拾った。そしていつものように、「おはようございます。上野駅までお願いします。」と行き先を告げた。

少し走り出して、ドライバー氏は、「真っ直ぐ行きますか、それとも国際通りから……」とこれもいつものように尋ねながら、おもむろに未開のガムをひとつ「どうぞ」とよこした。

ガムを1枚というのは今までもあったけれども丸々ひとつである。私は「いつもこんなにサービスしているんですか」と尋ねると、「いやね、朝から"おはようございます"って乗ってくるお客さんはうれしいじゃないですか」と、「そんな客は滅多にいないんですよ」とドライバー氏は答えた。

私は「そんなもんかい」と答えたが、まあそれが営業トークだとしても、日常の挨拶をして褒められるというのも、なんだかな、なのである。まあ、私はうれしかったのは言うまでもまいが。

かっけ

かっけ午前6時起床。浅草はくもり。昨晩は観音裏(つまりうちの近所)の児玉で夕餉であった。そこで「かっけ」(とよばれるもの)を食べた。それは、ちゅるちゅるとした食感も楽しく、またニンニク味噌との相性ももよく、酒肴にもなる、単純だが不思議なたべものであった。

それは昨晩、あたしの隣に座っておられた八戸がパトリ(故郷)だというお客様(女性)のために、児玉のママがそのイメージを聞きながらつったものだ。

お客様曰く、粉を平らにのして三角形に切ったものを、大根を入れた鍋で湯がき、ニンニク味噌につけて食べる。そば粉を混ぜたものもある――それを「そばかっけ」というらしい。

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元祖恵比寿ラーメン
元祖恵比寿ラーメン 700円
2009年5月13日撮影 with SO905iCS +Orton風 by Picnik 

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ここのところ、『存在することの習慣―フラナリー・オコナー書簡集』を読んでいる。この本は不思議な力があって、読んでいると妙に落ち着く、というか、なにか心が安定するのである。

存在することの習慣

存在することの習慣―フラナリー・オコナー書簡集

フラナリー・オコナー(著)
サリー・フィッツジェラルド(編)
2007年3月20日
筑摩書房
4200円+税

かといって、べつにヘンな本ではなく、フラナリー・オコーナーという、たぶん殆どの人は知らないであろう(勿論、私も知らない)米国の女流作家の書簡集である。

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スクランブルチーズ

スクランブルチーズ スクランブルチーズ

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豆腐か

お豆腐レアチーズこれは「お豆腐レアチーズ」と名指しされたチーズケーキである。

しかしそれは、パッケージからして"まるで豆腐"なのであり、その白い肌もまるできぬごし豆腐であり、皿に載せればもっと豆腐なのである。思わずおろししょうがと削り節とネギでも載せ醤油をかけて写真をとってやろうかと思ってしまった。

浅草松屋で開催されていた、北海道物産展で購入したこのシミュラークルは、これでケーキだと言い張るものだから、私の意識は見事にズレを作り出し、笑わずにはいられないのである。

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午前6時40分起床。浅草は雨。

東京から考える

東京から考える―格差・郊外・ナショナリズム

東浩紀・北田暁大(著)
2007年1月30日
日本放送出版協会
1160円+税

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