三の酉
今年は一の酉、二の酉、三の酉と皆勤賞であって、一の酉はたんたる様子見(笑)、そして二の酉は桃知商店勉強会&お酉様ツアーでみんなで楽しんだ。
そして今回は、まず、私と、わたしたち(桃組)用の熊手を購入するために出かけた。
桃知利男の浅草的ブログ
午前7時起床浅草は雨。昨日は、伝法院で座禅をくむという滅多にない機会に恵まれた。伝法院は浅草寺住職さまの居住する本坊で、戦災を逃れたため、古くは安永6年(1777)の建物が残っている。しかしここは原則非公開であって、滅多なことでは入ることはできない。私は今回でようやく二度目なのであった。
伝法院には、大泉池を中心とする廻遊式庭園がある。江戸時代初期の築造で、庭造りの名人といわれた小堀遠州作と説明を受けたのだが、その方がどんな人なのかはわからない。ここも当然のように普段は入ることができない。
写真はおなじみの五重塔だが、この方角からみると、普段目にしている風景とはまるで違うし、これが日曜日の浅草であることを忘れてしまうような静寂につつまれている。まさにアジール(公界)である。
「Tabbloで酉の市」の画像から唐突に、おかめの熊手は、女性の性器である。
奥から顔をみせる「おかめ」は、別名お多福であり、福が多いということから縁起ものだとされている。
しかしこのおかめは、自然(純粋贈与)と譲与の関係から生まれるもの、豊穣の象徴としての女性の性、つまり「女の悦楽」を表現してもいる。
午前7時20分起床。浅草は晴天。
今日はかっぱ橋道具まつりへ出かけてきた。かっぱ橋が好きな人は多いと思うけれど、それはつまりプロ用の道具と云うのは、私たちからすれば非日常のものであるからだ。非日常と触れる空間は楽しいのである。(その逆もあるが)。
午前4時40分時起床。浅草はくもり。
昨晩、居酒屋浩司で一緒に飲んだお客様は、『宮廷女官チャングムの誓い』にはまっておられて、ひさご通りにある、韓流ショップソウル館で、チャングムグッズを買い揃えておられた。
ソウル館では、店頭でVTRを流していることがあり(日本語版ではない?)、そこでは、みんなが丸椅子に座って、行儀よくブラウン管に見入っている姿をみることができる――街頭テレビ。