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新自由主義

新自由主義―その歴史的展開と現在

デヴィッド・ハーヴェイ(著)
渡辺治(監訳)
森田成也・他(訳)
2007年3月10日
作品社
2600円+税

新自由主義(ネオリベラリズム)

新自由主義とは、「市場の公平性」こそが「倫理」であり、国家、社会の機能のすべて、人間の行為のすべてを導くことができる指針である、という教義である。1970年代以降、小さな政府・民営化・規制緩和・市場の自由化などを旗印にして、先進国から途上国までグローバルに浸透していき、思想的にも現実的にも21世紀世界を支配するものとなった。/では新自由主義とは、どうして発生し、どのように各国政府に取り入れられ、いかに各国民の同意をも取りつけていったのか? それは誰によって、誰のために推し進められてきたのか? そして世界をいかなるものに再編しているのか? 本書は、世界を舞台にした40年にわたり政治経済史を追いながら、その構造的メカニズム、その全貌と本質を明らかにするものである。(『新自由主義―その歴史的展開と現在』:帯書き)

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次世代ウェブ

次世代ウェブ グーグルの次のモデル

佐々木俊尚(著)
2007年2月20日
光文社
760円+税

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 字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ

字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ

太田直子(著)
2007年2月20日
光文社
700円+税

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三重県津市へ移動してきた。移動時間に『日本人のしきたり』を読む。

日本人のしきたり

日本人のしきたり―正月行事、豆まき、大安吉日、厄年…に込められた知恵と心

飯倉晴武(編著)
2003年1月25日
青春出版社
667円+税

この本は昨日、新千歳空港で購入したものだ。購入した理由は単純にベストセラーだから、ということだけなのだが、購入してはじめてわかったのは、これは2003年1月の発行であるということなのだ。そして私の疑問は、本の内容というよりも――この本は「日本のしきたり」についてのデータベース的な記述であり、辞書を読むような感覚である――、それが何故に今頃ベストセラーなのだろうか、ということであって、移動中そのことばかりを考えていた。

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午前7時起床、浅草はくもりから雨に変わり、私は札幌へと移動してきた。

移動の間、見田宗介の『社会学入門』を読んでた。

社会学入門

社会学入門―人間と社会の未来

見田宗介(著)
2006年4月20日
岩波新書
819円(税込)

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 自由はどこまで可能か

自由はどこまで可能か

『自由はどこまで可能か―リバタリアニズム入門』

森村進(著)
2001年2月20日
講談社現代新書
756円(税込)

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 ミクロコスモスⅠ

ミクロコスモス I

中沢新一(著)
2007年4月8日
四季社
1280円+税

 ミクロコスモスⅡ

ミクロコスモス II

中沢新一(著)
2007年4月8日
四季社
1280円+税

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ここのところ、『存在することの習慣―フラナリー・オコナー書簡集』を読んでいる。この本は不思議な力があって、読んでいると妙に落ち着く、というか、なにか心が安定するのである。

存在することの習慣

存在することの習慣―フラナリー・オコナー書簡集

フラナリー・オコナー(著)
サリー・フィッツジェラルド(編)
2007年3月20日
筑摩書房
4200円+税

かといって、べつにヘンな本ではなく、フラナリー・オコーナーという、たぶん殆どの人は知らないであろう(勿論、私も知らない)米国の女流作家の書簡集である。

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午前6時40分起床。浅草は雨。

東京から考える

東京から考える―格差・郊外・ナショナリズム

東浩紀・北田暁大(著)
2007年1月30日
日本放送出版協会
1160円+税

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ちくま2007/3聯関

意外なところで宮台真司のテクストを見つけた。

『ちくま』の2007年3月号である。(全文はちくまのサイトでも読める)。

それは思いのほか読みやすいものだが、ひとつだけわからない語句があった。それは「協働聯関論」の「聯関」である。なので調べてみた。

れんかん ―くわん 0 【連関/聯関】
(名)スル
(1)つながりがあること。かかわりあいがあること。関連。
「互いに―した問題」
(2)「連鎖(3)」に同じ。
三省堂提供「大辞林 第二版」より凡例はこちら

あとは宮台の説明を読めば文脈からの理解は可能だろう。

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