2006年11月の記事一覧

ラ・フランス

06111608 (46).JPG山形の松田さんよりラ・フランスが届いていた。松田さんありがとうございます。

ここ数日出張が続いていて味見ができないでいたのだけれども、今日ようやく食べることができた。

このフランス生まれの梨は、外見はごつごつとしていて、その内にもつ豊穣の可能性を微塵もみせない。

その上、その可能性のためには、追熟期間が必要なので、食べるタイミングが難しい。

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おかめの熊手

おかめの熊手

Tabbloで酉の市」の画像から唐突に、おかめの熊手は、女性の性器である。

奥から顔をみせる「おかめ」は、別名お多福であり、福が多いということから縁起ものだとされている。

しかしこのおかめは、自然(純粋贈与)と譲与の関係から生まれるもの、豊穣の象徴としての女性の性、つまり「女の悦楽」を表現してもいる。

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豚モツ刺身
豚モツの刺身

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酉の市の熊手売り午前7時10分起床。浅草は雨まじりのくもり。11月16日桃知商店勉強会+お酉様(酉の市)ツアーの、酉の市の模様をタブロってみた。

鷲神社は、言わずもがなのアジールの空間である。

この市に店を開く熊手を売る店は、資本の原理に縛られることはない。

あるときは贈与であり、あるときは純粋贈与であり、あるときは交換でもあるというような、高次元の強度を持った公界をつくりだしている。

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日本一のとり鍋

かしわ鍋11月15日の夜は岩見沢の三船でかしわ鍋を囲んだ。それは醤油ベースの、とりもつの鍋である。勿論絶品だが、それは三船という店がつくりだしている磁場ゆえの味であり、あたしはこの店がどうしようもなく愛おしい。

アジールとしての三船

三船のアジール性は、群を抜くものがある。国鉄職員が早番で仕事を終えたあとの一杯を、ここで楽しんでいた頃の、つまり日本という国が希望という空気で充満していた頃の、熱気の残骸(というかそれは精霊化している)が、無限小のように店に棲みついている。と同時に、かしわ鍋にもそれがのりうつっているかのようである。

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午前7時30分起床。浅草は晴れ。

ブログ化の勉強会

269113182_41.jpg11月15日は芦別建協にて勉強会をおこなった。

それは円環のひねり――つまりは対外的な情報の発信(ブログ化)についての技術的な実装とその操作についてであって、その始まりの対象者は少数でしかないが――イントラネットのときとは対照的に――その内容は濃い。

その勉強会の感想を、まにあ・1号が書いてくれている。例によって師匠権限で無断引用である。(写真もまにあ・1号)

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石炭ラーメン

石炭ラーメン

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雷電食堂(岩見沢市)11月14日の〆は、岩見沢きってのアジール、雷電食堂であった。

いつものように、ホルモン、カレー・ライス、そしてラーメン。

もちろんそれらを一人で食べるわけもなく、みんなでシェアして食べるのである。

それは同じ釜の飯であることで、このアジールの空間は、強烈な子宮的構造をつくりだす。

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11月14日地域再生セミナー―空知は空知をあきらめない―の模様をTabbloでまとめてみた。画像提供は北海道人の独り言さん

午前6時起床、浅草はくもり。今朝は、急ぎ盛岡へ移動しなくてはならないので、時間がない。しかし、宮崎県での官製談合容疑で逮捕者がでたニュースは、私を落胆させるには十分すぎるわけで、今朝はなんとも心が重い。

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