役人の倫理観の欠如を見るにつけ、公共事業という産業の、信頼の構築を(まじめに)考えてきた身としては、宗派換えしたくなるような気持ちになってしまうのもたしかで(しないけれども)、こういうことが公になってしまう時代に、「何人もその家卑の前では英雄足りえず」、信頼の構築なんて言ったところで、所詮無理だはなしだと思ってしまう。
「ずさん官庁調達:トナー代1億9千万円、トラクター不明…」(MSN 毎日新聞)
コピーのトナー類の費用が年間1億9000万円、購入したトラクター2台が行方不明、運転手の数より多い公用車購入--。こんなずさんな官庁の調達の実態が、総務省が15日の閣議に提出した「府省共通事務に関する行政評価・監視結果報告書」で明らかになり、菅義偉総務相が関係閣僚に改善策を講じるよう勧告した。
調査は、行政のスリム化・効率化のため、16府省の物品調達や庁舎管理、旅費支給などの実態を調べたもの。厚生労働省では、05年度のトナー類の調達額が1億9835万円で、大部分は年間契約額160万円以下の少額随意契約を繰り返していた。内閣府で同じトナーについて少額随意契約と競争入札している課を比較したところ、競争入札の課の方が21.7%も安価だった。
北海道開発局(国土交通省)では文具関係の同契約を年間900件以上、総額8000万円以上費やしており、総務省は一般競争入札を通じ、安価で計画的な調達を行うよう勧告した。
農水省の関東森林管理局では、1台約1100万円で購入したトラクター2台が帳簿のずさんな管理で所在不明。国交省・第5管区海上保安部ではパソコン65台、厚労省の茨城労働局でも70台が所在不明だった。国交省の大宮国道事務所では、12台の公用車に対して運転手が7人。同省など3省6機関で運転手より公用車が計10台多かった。北海道開発局は06年4月から10月まで公用車2台を全く使っていなかった。
また、航空機を使った出張で、民間では当然のパック商品や割引チケットの利用率が7府省17機関で50%に満たず、国交省秋田運輸支局など2省6機関では、本省の指示がないことなどを理由に鉄道も含めた割引チケットの使用を職員に求めていなかった。【七井辰男】
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最近構築に携わっている3つのサイトは、同じテンプレートを使っていることは先に書いた。(ひとつ増えているが、それは昨日から構築し始めたところで、ここ)。
たぶん、このテンプレートは自ら「上級MTテンプレートカスタム」と名乗っているだけあって初心者には使いづらいだろうな、と思う。最初からFirefFoxでデザインが崩れているだけあって、たしかに要カスタマイズなのである。(特にHTMLの記述は大幅修正)。
ただそれでもよいかも、と私が感じたのは、このテンプレートが、テンプレート・モジュールを使っていることであって、それは作業がはかどるのである――たいしたことをやっているわけじゃのは自覚しているし、今頃気付いたのかか、といわれそうだが、はいそうです、とそれは素直に認める。(笑)
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午前6時50分起床。浅草はくもり。 この手の話題はトラフィックは稼げないのだけれども、(私にとっては)大切なことなので、あえて書き留めておこうと思う。
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ホッピーのアジール的飲み方
ホッピーをオーダー(550円)。まずは半分だけグラスにホッピーを注ぐ。
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脊髄反射的に書く。
石原都知事、作家の猪瀬直樹氏に副知事就任を打診(Yahoo!ニュース - 読売新聞)
民間からの副知事登用を検討している東京都の石原慎太郎知事が、作家の猪瀬直樹氏(60)に、就任を打診し、起用する方向で調整していることが、13日わかった。/石原知事は今年4月の知事選で3選された直後、「これから国との摩擦を生じる問題が想定される。的確に物事を掌握し、意思を伝え、国に対して非常に効力を持つような、そういう人材を探している」との意向を表明。4人目の副知事として、民間から選定を進めていた。/
猪瀬氏は作家活動の傍ら、特殊法人の廃止や民営化など日本の構造改革について精力的に調査・分析する姿勢が評価され、小泉内閣時には、道路関係4公団民営化推進委員として、民営化に取り組んだ。石原知事はこうした姿勢と経験を重視したとみられる。
これには(私は)反対なのだな。脊髄反射的な理由は、人間的に嫌いだから。(笑)
でも石原知事の戦略なのだろうな、とは思う――石原伸晃が国土交通大臣をしていたときに、猪瀬が道路公団の民営化委員だった関係だろうか? だとしたら超安易なんだけれども良い人選なのかもしれない。櫻井よしこ氏のご意見を聴きたいものだわ。(笑)
それよりも、石原知事の「これから国との摩擦を生じる問題が想定される」とは、いったいなんだのだろう。そっちの方が興味があったりするな、ということで、書き捨てのようなエントリー。
スティッチ-ミッキーマウスのReversal DNA
TVでディズニー のリロ アンド スティッチをみていて、ティッチは、村上隆のDOB(二十螺旋反転した方)じゃないのか、とふと思った。
つまりこれは、ミッキーマウスのReversa DNAなのだと思うのだ。多分その生い立ちは、リバーサルという創造性の仕組(神話のアルゴリズム)に忠実なことで生まれたのだろな、と思う。
つまりスティッチは、どうみても、かわいいキャラクターには(私には)思えない。むしろ不気味なキャラである。
そのことで、(たぶん)かわいい、と感じる人も多いのだろうが、それは、かなり屈折(反転)した感覚だろう。(それが現代的、というのなら、そうなのだろうが)。
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