おかめ
おかめは、うちの近所(観音裏―裏浅草)にある居酒屋で、うりはおでんである。いつも明るくきれいに保たれた店を、女将さんと娘さんがきりもりしている。
結界
しかしうちの近所が総じてそうであるように、そしていい店が総じてそうであるように、おかめにも結界はある。つまり一見さんがひょいと入れる店でもない。
桃知利男の浅草的ブログ
おかめは、うちの近所(観音裏―裏浅草)にある居酒屋で、うりはおでんである。いつも明るくきれいに保たれた店を、女将さんと娘さんがきりもりしている。
しかしうちの近所が総じてそうであるように、そしていい店が総じてそうであるように、おかめにも結界はある。つまり一見さんがひょいと入れる店でもない。
今日のランチは、吉川さんとブロードウェイ商店街のリスボンに出かけ、あたしはハンバーグライス(スープ付き)1360円也を注文。スープはポタージュスープかチャップスイが選べるので、迷わずチャップスイを選択した。
チャップスイは、アメリカ式中華料理らしいく浅草でも珍しいものだが、リスボンでは常時スープとして出しているのであって愛好者も多い。
昨晩の夕餉は、煮込み通り(ホッピー通り――何度も書いているけれども、このふたつは同じ通りのことである)のつくしにでかけた。 金曜日の夜にしては、通りは空いていて、「浅草が静かなこと―Infoseek 検索キーワードランキング (2007/2/27~2007/3/5)東京地名編。」を身をもって感じてしまった。
つくしは、もんじゃ焼き、お好み焼き、鉄板焼きの店だが、場所柄、客の年齢層は高く、しかし守備範囲の広い、アジールな店である。
そのアジール性は、店内に飾られているお酉様の熊手が象徴しているだろう――「おかめの熊手は女性の性器であり、それは豊穣を象徴している」。