今年の20店(七味2020年)
午前4時30分起床。浅草は晴れ。今年はコロナの年だった。コロナで始まりコロナで終わる、そんな年である。お陰で何処にも出かけられず、半径2kmがあたしの生活範囲になった。精々11月に行った(Go To トラベルを利用させていただいた)宇都宮界隈が、今年唯一の都外へ旅だった。
宇都宮近辺の店々
今年の七味(初めて訪れ、食べて美味しかったもの七選)を選べば、以下の20店もの候補が出てきてしまい、その中から七店に絞るのは些か気が引けた。まあ、それでそのまま(20店)挙げるのだが、今回は唯一の旅先である、宇都宮界隈の店をまずは選びたい。
それは、なんと云っても「ニラそば」の「みっちゃんそば」である。それに「やきそば」の「石田屋やきそば店」もだ。この2店は特別だった。「ニラそば」を食べたい、と云う長い間のあたしの思いを叶えたのだから当然のこととして、それは素晴らしくうまいのものだった。さらに「石田屋やきそば店」の「やきそば」の味は忘れられない。
そしてもう一店が、「宇都宮餃子会 来らっせ本店」が凄かった。あたしはそれまで「宇都宮餃子」を甘く見ていたのだが、この店があることによって、どんなに「宇都宮餃子」が救われたのかが分かったような気がしたのだ。いや、宇都宮の凄さがここにあるとさえ思えたのだ。
チェーン店の面白さ
そして今年は、初めて「チェーン店」を入れてみた。それは「松屋」の「シュクメルリ」の存在故である。「松屋」は今年初めて行った訳ではなかっが、「シュクメルリ」という云いにくい、ジョージア生まれの、ニンニク臭い料理を提供してくれた事を絶賛したいのだ。
どれか一品だけ、今年のベスト料理を挙げろ、と云われるのなら、あたしは「シュクメルリ」を押したい。
そして「スシロー 浅草吾妻橋店」の機械仕掛けのような店内に驚き、競争を大前提とした上での、新しい「商品」の存在は、完全に「新しい競争原理の様なもの」を取り入れているように思えた。それは「きのこスープクリームそば」で紹介している「名代 富士そば 北千住東口店」の存在だ。ひたすらに、凄い、と思う。
さらには「デリバリー」の存在である。これはコロナの年だからこそ脚光を浴びたものだろうが、来年もまた「デリバリー」には世話になることだろう。
まあ、この様な個人的なあたしの食べたものに、今年いっぱい付き合ってくれた皆さん、どうもありがとう。どうぞ良いお年をお迎えください。来年も、フツーに飯を食う、60過ぎのジジイでいたいと思うのだ。
今年の20店
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「ジョージア」生まれの「シュクメルリ」は「チーズ」と「にんにく」がもの凄く効いた「ホワイトシチュー」のようなものだったが、熱すぎて食えないぞ。(松屋 本所吾妻橋店:墨田区吾妻橋三)
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血糖値180mg/dL。「牛タン極焼き定食」と「炙り雲丹のせ牛タン」と「炙り雲丹のせ仙台牛にぎり」でランチ。(利久 東京ソラマチ店:墨田区押上1丁目 東京ソラマチ 6F)
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「大漁丼」と「カニ入り魚縮魚汁」でランチ。(二代目 野口鮮魚店 錦糸町パルコ店:錦糸町パルコ すみだフードフォール:墨田区江東橋4丁目)
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「東京スカイツリー」は営業休止だが「回転寿し トリトン 東京ソラマチ店」で北海道を食べた。(墨田区押上1丁目:東京ソラマチ6F)
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「STAY HOME週間(ウチで過ごそう)」。「大人なてりやきハンバーグ(250g)」を食べる。(ミセスデンジャー:浅草四丁目)
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驚いた。こんな食い物屋になっていたのか。はじめて「スシロー」に行った話し。(スシロー 浅草吾妻橋店:墨田区吾妻橋1丁目)
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その「創作蕎麦」にたまげたのだ。「きのこスープクリームそば」で朝食としたこと。(名代 富士そば 北千住東口店:足立区千住旭町41)
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あたし的には宇都宮で一番うまかった「石田屋やきそば店」の「野菜・ハム・玉子」を、行列を作ってまでして食べたこと。(栃木県宇都宮市中央5丁目)
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「Go To トラベル」で出掛けてきたあたしらは新鹿沼駅のそばで「ニラそば」を食べたのだが、なにか罪悪感があるのは東京都民だからなのか。(みっちゃんそば:栃木県鹿沼市鳥居跡町)
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「フォー」の概念をぶち壊した「フォーハノイ 北千住」の「フォー」だけはうますぎるぐらいにうまいのだ。(足立区千住旭町42 ルミネ北千住店8F)